品種がちがう。すべて国産。
くらすわオリジナルの配合【極上七味】

大阪府、やまつ辻田の「国産・大辛極上七味」です。
「和風香辛料を語らせたら右に出るものはいない」といわれる、やまつ辻田の4代目、辻田浩之さん。創業120年の知見と誇りを胸に、自らの目利きで選び、配合した香辛料は、深くて華やか、ひとことで言えば筋の通った香味。
全国各地の一流シェフも虜になっている和の香辛料の神髄をお届けいたします。

唐辛子全般を指して「鷹の爪」と言うことがありますが、辻田さんからすれば「とんでもない。その唐辛子は、鷹の爪やない」とのこと。
「鷹の爪」は品種のひとつ。日本に流通している赤唐辛子の99％が外国産で、その多くが「天鷹」に代表される中国品種だそうです。
平賀源内に「食すにはこれを第一にすべし」とまで言われた「鷹の爪」も今は希少に。堺では「なにわの伝統野菜」として知られますが、やまつ辻田さんが創業以来120年にわたり、他品種との交配を防ぎ、種子を厳格に管理して守りぬいてきた結果です。

「最高の素材がなければ、最高の七味はできません。」と素材に思いを込めて全国の産地を訪れる辻田さん。今回、長野県駒ヶ根市の「鷹の爪」を用いてくらすわオリジナル配合の【極上七味】をつくっていただきました。

七味は原料と挽き方が命。駒ヶ根産の鷹の爪は強めの辛味とそれに負けない香りの高さが身上。
山椒は山朝倉山椒の若実と新芽、両方の香りを味わえる時期のものを強めに。柚子は高知県北川村の選ばれた樹のもの。高知県の仁淀川からは色、つや、香り、繊細さの四拍子が揃った青のり…。

水車と臼でゆっくり挽く胴搗（どうづき）、溶岩で作られた石臼、すり加減が手元でわかるすり鉢とすりこぎ。道具と挽き方にも妥協はなく、素材の個性をだすためには粗く、全体をなじませるためには細かく、と目的に合わせて挽き分けます。

【極上七味】の真価におののくのは、すき焼きの溶き玉子への豪快な一振り 。甘じょっぱいすき焼きのタレと牛肉の旨味に、七味の風味が絡み、深みある上品な味わいに。香辛料が料理の美味しさをひと山もふた山も引き出すことに感激しました。その感動は、おそばや豚汁、焼き鳥やペペロンチーノ…様々な料理で実感いただけることでしょう。

【注意事項】
商品は開封前・開封後いずれも冷凍庫で保存してください。香りのもちがよくなります。

＜鷹の爪の恵み＞

カプサイシンには血流を良くし、発汗をうながす働きがあり、脂肪の燃焼を助ける働きがあります。香味だけではないありがたみがあります。

＜山椒の恵み＞

山椒はミカン科の植物。特徴的な辛みの主な成分はサンショオール。ピリピリとしびれを感じさせる辛味成分です。新陳代謝を活発にするといわれます。